アニメ『五等分の花嫁』に原作ファン激怒! 重要シーンカットは“別ルート”への布石?

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男子高校生と五つ子の美少女との恋模様を描いた、大人気コミック『五等分の花嫁』。今年1月から、同作を原作としたアニメのセカンドシーズンが始まっているが、ヒロインの扱いをめぐって不満を抱くファンが続出しているようだ。

問題となっているのは、ヒロインの一人である「中野四葉」の大幅な出番カット。原作では主人公・風太郎と四葉のデート回である「勤労感謝ツアー」編で、他の姉妹たちが好きな場所を巡るシーンが長尺で描かれるが、アニメではエピソードの半分近くがカットされた。

さらに、ファンからの人気が高い「学級長の噂」というエピソードもカットの対象に。同エピソードは、四葉と風太郎が付き合っているのではないかという噂が学園に広まるストーリー。風太郎に迷惑をかけまいと、四葉が本心を隠しながら「ありえません」と否定する展開があり、「五等分の花嫁」のビターな一面を象徴するものだと言える。

本来であれば、今後の展開で重要な役割を果たす四葉だったが、度重なるカットによって存在感が薄くなる一方。さらにはエピソード内で語られるはずだった、重要な伏線まで消えてしまったことで、SNS上はプチ炎上の様相を呈している。原作ファンたちは、《制作サイドが何がしたいのかわからない、迷走してる》《好きなシーンばかりなくされて涙……観る気失せるわ》《アニメやっぱかっ飛ばしてるな。わりと重要な伏線もカットされてる》などと怒りを表明しているようだ。

カットされたシーンや伏線は、今後の回想シーンで回収されるのではないか…と擁護するファンもいるが、果たして一体どうなるのか…。

アニメ版は原作とは別ルートの可能性も!?

また、ファンの中では「この急展開にも実は意味があるのでは?」という考察も持ち上がっている。そもそも大幅にカットされたシーンは、当然原作者の監修が入っているはず。実際にアニメ「五等分の花嫁∬」の脚本およびシリーズ構成を担当する大知慶一郎は、雑誌『メガミマガジン』3月号のインタビューにて《どこを残してどこを削るか春場ねぎ先生としっかり話し合いながら、アニメの構成を決めていきました》と発言していた。

もしカットや伏線の消失が意図的なものだとすれば、今後の展開自体も原作と違うものになりうるだろう。となると、最終的に結ばれるヒロインが原作と別の人物になる展開も考えられる。ここにきて浮上した、負けヒロインが大逆転する可能性に《原作読んでる人間からしたら別エンド行きとしか思えんよね》《勝利ヒロイン変えたりするのか。俺の推し大勝利くるか…!?》と盛り上がるファンもいるようだ。

第一期の「五等分の花嫁」が原作に忠実に作られていただけに、路線変更を残念がる声が多くあがっている今作。四葉の出番に関しては演出で辻褄を合わせにいくのか、それともオリジナルな展開を見せるのか。現在の評価を一気に覆してくれることを期待しよう。

文=富岳良

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