アニメ『ドラえもん』に感銘を受けるオタクたち… “解釈違い”を巡って名言が飛び出す

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

3月13日のアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)では、『似たもの! あつまれホイッスル』と題したエピソードが放送された。同話ではオタクの生態があまりにもリアルに再現されており、ネット上で大きな反響を呼んでいるようだ。

物語はある日、のび太が空き地に向かうところから幕を開ける。そこで出木杉やしずかちゃんは勉強、スネ夫はゲーム、ジャイアンはサッカーなど、それぞれの趣味に没頭していた。どのグループにも入ることができなかったのび太は、そこであやとりを提案。しかし誰一人として提案に応じなかったため、家に帰ってドラえもんへ泣きつくことに。

するとドラえもんは、同じものが好きな人を集める道具『あつまれホイッスル』を取り出す。のび太がこの道具であやとり好きを呼ぶと、大人からおばあさんまで個性豊かな面々が集合。のび太はその面々と共にあやとりに勤しむが、ガチ勢が集まりすぎたため会話が弾まず、「やっぱり趣味があっても気が合わないと…」と嘆くのだった。

その後ものび太は大好きなドラマ『刑事カウボーイ』が好きな人を集め、その人たちと共に好きなシーンなどを語ることに。ところがのび太が“ごっこ遊び”を提案すると、「子どもっぽい」「(自分は)グッズを集めてるだけ」といった理由で反発され、受け入れてもらえない…。

オタク特有の“解釈違い”を描いた名シーン

「あつまれホイッスル」によって趣味が近い人間が集まるシーンは、インターネットで知り合った人々がオフ会を開く光景にそっくり。ネット上では、このひみつ道具に憧れる人が続出し、《同じ趣味の人とのオフ会を開きたいときに便利そう…》《強制オフ会じゃん…すげーひみつ道具だ》《笛ひとつでオフ会発生させられるひみつ道具ヤバすぎ》《インターネットのオタクもこういう道具があればよかったのにね》《今日のドラえもん、ただのオフ会じゃん》といった声があがっている。

また、同じオタクが集まっても微妙に話が合わない現象は、現実でもよく起きることらしい。嫌になるほどリアルなオタクの生態に、《同じ作品について語ってるけど好みの部分が違うの、リアルすぎない?》《オタクの繋がりの深淵を描いてて見てて辛い》《今日のドラえもんの内容、同担と解釈違いで悩むオタクって感じ》《のび太がみんなとの解釈違いで苦しんでるオタクのそれなんだけど》《内容がマジでオタクに刺さった…「やっぱり趣味があっても気が合わないと」ってそれなすぎない?》などの反響が続出していた。

オタク同士の〝解釈違い〟をリアルに描いた今回のエピソード。そこには「いくらひみつ道具でもできないことはある」というメッセージが込められていたのかもしれない…。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

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