3位は黒ひげ!『ONE PIECE』に登場する「タフなキャラ」トップ3

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

海の猛者たちが激しいバトルを繰り広げる漫画『ONE PIECE』。作中には、常識では考えられないほどの耐久力をもったキャラクターが数多く登場する。ではそんな「ONE PIECE」の世界で、最も頑丈なのは一体誰なのだろうか? 本稿では作者も扱いに困るほど「タフなキャラ」のトップ3をご紹介していこう。

麦わらの一味で一番タフなあの男もランクイン

<3位>異形の男「マーシャル・D・ティーチ」
「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチは、体から無限の引力を持つ闇を発生させる「ヤミヤミの実」の能力者。この能力は、闇に触れた全てのものを引きずり込むという特性をもつ。敵の攻撃も引き寄せてしまうため、本来なら攻撃回避に秀でた〝自然(ロギア)系〟でありながらダメージを負いやすいのが欠点だ。

しかもティーチによると、「ヤミヤミの実」は〝痛み〟すら引き込むため、その体は常人以上に痛みを負ってしまうという。こうして設定を見ていくと、耐久力が低いキャラクターのような印象を受けるだろう。ところが実際には、ティーチは作中のあらゆる場面でタフネスを発揮している。

原作の第441話ではバナロ島においてエースとタイマンで決闘。そこでエースは「蛍火 火達磨」「神火 不知火」「十字火」など、さまざまな攻撃をお見舞いしていったが、最後までティーチはピンピンしていた。

さらに第576話では、作中最強クラスと言える白ひげの猛攻を耐えきったことも。白ひげに顔面を鷲づかみにされたまま「グラグラの実」の能力をダイレクトに食らったにも関わらず、その直後には声を張り上げて味方を呼んでいる。

エースや白ひげの猛攻を気絶すらせず、耐えきっている点を見ても、ティーチが作中随一の頑強さを持っていることは間違いない。その理由として考えられるのは、作中で言及された〝体の構造が異形〟という特徴。異形の体がどのようなものなのかはまだ不明だが、「一度も眠ったことがない」「悪魔の実の力を2つ手に入れられる」など、ティーチに数々の恩恵をもたらしている。彼がタフな体を持つ理由も、同じ特性に由来するのかもしれない。

<2位>絶対に倒れない精神力「ロロノア・ゾロ」
ゾロは作中序盤で、世界最強の剣士とも言われるジュラキュール・ミホークの斬撃を正面から受けて生き延びている。この時、ミホークが持っていたのは最上大業物12工の名刀「夜」。しかもミホークといえば、黒刀一振りで氷山ほどの大きさの氷を切ってしまうほどの実力を持っている。その一撃を耐えたゾロは、かなり頑丈な体の持ち主と言えるだろう。

さらに、スリラーバーク編でもゾロのタフさが遺憾なく発揮されていた。第485話において、麦わら海賊団はバーソロミュー・くまの襲撃を受ける。そこでゾロは、ルフィの痛みと疲労を身代わりとして引き受けることに。ゲッコー・モリアたちとの戦いで蓄積した全てのダメージを、たった1人で背負ってみせた。ゾロは身代わりになる前からボロボロだったにも関わらず、なんとか生き延びたうえ、気を失うそぶりも見せていない。しかも、ルフィにその事実を悟られまいとして「なにもなかった」と仲間たちに言いきっている。

なにより恐ろしいのは、このエピソードが新世界に突入する前の話ということ。2年後のゾロは、より一層タフな肉体を手に入れている可能性が高い。