VTuberファンがまたもや暴走! 同人誌“朗読”炎上騒動で再び悪評広まる…

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バーチャルYouTuber(VTuber)界隈で、またしても炎上騒動が起きてしまった。コトの発端は、3月28日にYouTube上で行われたライブ配信。そこでリスペクトの欠けた態度で他人の同人誌をネタにしたことで、激しい批判に晒されている。

今回の騒動を巻き起こしたのは、『ホロライブ』所属の人気VTuberである「さくらみこ」と「宝鐘マリン」。それぞれYouTube登録者数が95万人、121万人という規模の大手配信者だ。

その配信の中でさくらみこは、宝鐘マリンに対して「冷蔵庫に同人誌を冷やしておく」というドッキリを仕掛けた。そして宝鐘マリンがドッキリに引っかかると、同人誌の内容について言及していく。同人誌がいわゆるボーイズラブ(BL)ジャンルのもので、題材が物珍しかったためか、2人は大声で笑いながら表紙や作中のセリフをネタにするのだった。

同人界隈は暗黙のルールによって自治されているものだが、とくに女性向けやBL系の場合にはそのルールが厳しい。無断で多数のリスナーに向かって内容を晒し、あまつさえ笑いのネタにすることは明確な〝ルール違反〟だと言えるだろう。

配信内容に対して多くの人が憤慨したようで、ネット上では《好きなものを詰め込んで作った作品を晒して笑い者にする発想と行動自体がめちゃくちゃ邪悪じゃん…》《明らかに笑いながら「やめなよ~w」みたいなノリだったのですごく嫌な感じ…》《創作物軽く扱いすぎなのでは》《ホロライブよく分からんけど、これはVTuber側がダメでしょ…しかもスパチャありの配信で読むのはアウトだよ》《これ本当に作者に無許可なんだとしたら品性どころか人間性に問題があると思うし、コレを面白いと思える層も大概クソだなぁと》といった批判が相次いでいる。

後日、さくらみこと宝鐘マリンはツイッター上で配信内容について深く謝罪。これによって事件は一件落着となった、かと思われたのだが…。

“逆ギレ”したVTuberファンたちの暴走

今回の騒動をめぐって、同人誌の作者自身が批判的な言及を行っていた。「ホロライブ」ファンの中には、その作者のせいで炎上騒動が広まった…と逆恨みする人もいるようだ。

一部のファンからは《あなたは公式に許可取って同人誌を発売したのですか? 公式のものを勝手にオモチャにして稼いでるのはあなたも同じだと思うのですが》《この程度の話しただけで「自分には収益入らない」とか言っちゃう作者のがやばいでしょ》《前回の水龍敬といい、今回の同人誌朗読の作者といい、何故すぐにツイートしてしまうのか 個別に連絡取って穏便に済ませればいいのに》などと、作者の側を責めるような発言があがっていた。

「ホロライブ」ファンから誹謗中傷のようなリプライを次々と浴びせられたことで、作者のツイッターアカウントは非公開設定に。3月31日には、ついにさくらみこが直接「誹謗中傷などはどうかやめて頂くよう」と呼びかける事態となった。しかしそれもあまり効果がなかったようで、今でも彼らの“報復”は止まっていない。

今回の炎上騒動は、もはやVTuber界隈を超えた騒ぎとなっている。ファンの暴走が続けば、さらに悪評が広まってしまうかもしれない…。

文=大上賢一

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