『ONE PIECE』クロコダイル“七武海”入りの謎… 覇気を知らない疑惑が浮上

クロコダイルは本当に覇気を知らない? 考えられる可能性は…

クロコダイルは元・王下七武海の1人であり、七武海加入前には懸賞金8100万ベリーという大物。元四皇・白ひげをはじめ、名のある海賊たちが集まった「マリンフォード頂上戦争」においても、大きな存在感を放っていた。混戦の最中、あのドフラミンゴから実力を認められ、「手を組まないか」と誘われていたことも印象深い。それほどの実力者が、覇気を知らなかったという可能性はありえるのだろうか…。

1つの手がかりとなるのは、クロコダイルと白ひげとの因縁だ。頂上決戦で部下に刺され、吐血する白ひげに対して、クロコダイルは「そんな弱い男に負けたつもりはない」と声をかけていた。過去に2人が激突し、クロコダイルが敗れたことは間違いない。しかし、白ひげの能力は大気や物体などを振動させる「グラグラの実」であり、砂となったクロコダイルに有効とは思えない。つまり白ひげは覇気によって、クロコダイルを倒したのだろう。クロコダイルは少なくともその時には、覇気の存在を知ることになったはずだ。

だとすると、やはりアラバスタでルフィに放った「水も無く…」というセリフは謎めいている。ただ、当時のクロコダイルが格下のルフィを侮り、「覇気を使えるはずがない」と決めつけていたとするなら辻褄が合うだろうか。

また「インペルダウン編」のセリフに関しては、ティーチの能力を絡めれば一応の説明がつく。ティーチの「ヤミヤミの実」は、相手の能力を無効化するという特性。すなわち生身となったルフィが地面に叩きつけられ、流血している様を見て、「ゴム人間のはずなのに…」と驚いたのかもしれない。

とはいえ、今のところクロコダイルは作中で覇気に触れていないため、すべては憶測に留まる。実際には白ひげに敗北した後も覇気の知識を得ることがなく、「スナスナの実」の能力1つでのし上がっていった可能性もあるだろう。だとすればクロコダイルは、覇気を習得するという圧倒的な伸びしろを残していることになる。

クロコダイルは今後、想像を絶する強敵となってルフィたちの前に立ちはだかるかもしれない…。今から再登場の日が楽しみだ。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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