アニメ『ONE PIECE』971話の“討ち入り”が神演出!「見惚れてしまった」

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第971話『討ち入り!おでんと赤鞘九人男』が、4月25日に放送された。その中で光月おでんと家臣たちが壮絶な戦闘を繰り広げる一幕があり、ネット上で絶賛の声が続出している。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

「ワノ国」に帰国した後、花の都に現れては裸踊りを行うようになったおでん。今や国中の人々から〝九里のバカ殿〟と蔑まれるようになり、味方は家族や身内だけになっていた。

そんな生活が続いて5年目、おでんの前に将軍・黒炭オロチが姿を現す。オロチは平和なワノ国を「武器の生産国」にすると宣言し、花のヒョウ五郎をカイドウの手に引き渡したことを暴露。事の真相を知ったおでんは、ついにオロチとカイドウを討つことを決意する。

今回注目を集めたのは、そんなおでんたちの討ち入りシーン。おでんが家臣である〝赤鞘九人男〟を引き連れて戦いへ出向くと、カイドウと数百名にも及ぶ部下が待ち構えていた。圧倒的に不利な状況にも関わらず、無謀にも戦いを挑むおでん一行。そして刀を用いて次々に敵をなぎ倒すのだが、斬りかかられた敵は血しぶきではなく〝桜の花びら〟と共に消滅していく。

映画さながらの美しい“殺陣”

手に汗握る戦闘シーンだったが、この桜が舞う美しい演出に視聴者も感動したようだ。しかも戦闘は夜に行われ、月明かりが彼らを照らすだけでなく、桜もキラキラと光り輝いていた。ネット上では《アニワンやばすぎた。演出で血飛沫が桜から血飛沫に切り替わった時、すごって思った》《血飛沫が桜吹雪になってるのずるいわ! 表現キレイすぎるって!》《血飛沫の代わりに桜吹雪が舞う殺陣シーンの演出は映画レベル》《血飛沫を桜吹雪で表現してるのかっこよかった…! 夢と現って感じで見惚れてしまった》《ワンピースの戦闘シーンすごい… ジャパニーズ・サムライの新境地をまた切り開いてら…》などと絶賛の声が相次いでいる。

桜を舞い散らせながら敵を倒していくシーンだが、エンディング間近には桜が血しぶきに戻っていた。夢のような桜のシーンから、現実に戻るかのような血に変わったことで、戦闘によりメリハリがつくことに。原作の展開を知っている人でも見入ってしまう、工夫に満ちた演出だと言えるだろう。

ワノ国編に突入してから、「神演出」や「鳥肌描写」が度々話題を呼んでいるアニメ「ONE PIECE」。作中でも重要なエピソードとあって、制作陣が力を入れていることは間違いない。今後はいかなる演出で視聴者を楽しませてくれるのか、否が応でも期待が高まってしまう。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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