『五等分の花嫁』作者・春場ねぎの新作が爆死? 古参ファンと特撮ファンが猛反発

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戦隊アクション漫画『戦隊大失格』の第1巻が、4月16日に発売。大ヒット漫画『五等分の花嫁』で知られる人気作家・春場ねぎの最新作ということもあり、発売前から注目を集めていたが、どうやら売上は振るっていないようだ。

同作は、戦隊ヒーロー「竜神戦隊ドラゴンキーパー」と悪の軍団が、毎週日曜日に〝ヤラセ〟の戦闘を繰り広げている世界が舞台。主人公の戦闘員Dはヒーローの言いなりとなって敗北する日々に疑問を抱き、「竜神戦隊ドラゴンキーパー」を壊滅させるために動き出す―。

モブキャラのような悪の組織の戦闘員を主人公として、これまでの〝ヒーローは正義〟という固定概念を覆していくのが大きな見どころ。前作のラブコメから大きな方向転換を図ったことで話題を呼んでいたが、単行本1巻は初週からオリコンチャートの「週間コミックランキング」で30位以下という結果に。30位は推定3万811部となっているため、少なくともそれ以下の部数ということになる。ヒットメーカーの最新作としては、苦しい結果と言わざるを得ないだろう。

また物語の内容についても、賛否両論の声が。アンチ戦隊モノという目新しいテーマだが、コアな特撮マニアにとってはそうではなかったようだ。ネット上では《スーパー戦隊はもちろんのこと、特撮ヒーロー全般に対する浅い知識、勝手なイメージ、悪意的な解釈がすぎる。元ネタを調べてないことが丸わかりで、本当に好きでこの題材を選んだのか甚だ疑問》《作者の戦隊への興味のなさや、ギャグセンスのなさが余すことなく表現されてます》《スーパー戦隊シリーズ第1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』から45周年。節目の年にこんな薄いアンチヒーロー作品が出るとは…》などと不満の声が殺到している。

『五等分の花嫁』ファンからも不評?

また「戦隊大失格」のコミックス発売記念として、『アニメイト』では「五等分の花嫁」とのコラボキャンペーンを実施。キャンペーンの内容は、期間中に「戦隊大失格」のコミックスとキャラクターグッズを購入し、合計金額が1000円を超えると特典ステッカーを貰える…というものだ。

キャラクターグッズの一部や特典ステッカーには「五等分の花嫁」のヒロインたちが描かれており、前作のファンに向けたキャンペーンであることが分かる。しかし作者が同じであるだけで、内容としては全く毛色が異なっているため、反発する「五等分の花嫁」ファンも多い。

SNS上では《「オタク読者チョロいからどうせ五等分特典付ければ買うだろ」って足元見られてるのがムカつく。あんま五等分読者ナメんなよ…》《五等分とのセルフコラボグッズ特典にするのはちょっとみっともないな》《漫画なのに、内容に興味がない客にも買わせようとするのが腹立たしい》といった指摘が相次いでいる。

批判の声が多いものの、「戦隊大失格」でも読者の心を惹きつけるストーリーや美麗な作画は健在。発売後に重版が決まったという情報も明かされている。今後、熱心なアンチを信者に変えるような展開で盛り返してくれればいいのだが…。

文=大上賢一

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