『ONE PIECE』最弱はシャリシャリの実? 弱すぎて物議を醸した「悪魔の実」3選

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

尾田栄一郎が手掛ける漫画『ONE PIECE』の世界には、さまざまな「悪魔の実」が登場する。海が弱点となる代わりに、摩訶不思議な能力が手に入るという奇跡のアイテムだが、実はその中には「弱すぎる」と話題を呼ぶものも…。今回は作中で最弱だと思われる悪魔の実をトップ3まで発表していこう。

使い勝手が悪すぎる能力たち

<3位>「ジャケジャケの実」
「ジャケジャケの実」は、ドレスローザ編に登場した悪魔の実。コリーダコロシアムで繰り広げられたバトルロワイアルで、ケリー・ファンクというキャラがこの能力を披露した。

能力の内容は、自分自身をジャケット化するというもの。ジャケットになった自分を誰かが着ると、その人格を乗っ取ることができる。ケリーは八宝水軍のブーに敗北した後、弟のボビーにジャケットを着せることでその真価を発揮。コロシアムで暴れまわったものの、けっきょくは八宝水軍のサイに一瞬で敗れてしまう。

「ジャケジャケの実」の弱点は、そもそもジャケットを誰かに着てもらわないと能力が発動しないという点。しかもジャケットは人格を乗っ取れるだけで、身体能力の向上などは望めない。相手を支配する操作系の能力としては優秀にも思えるが、戦場で敵がジャケットを着てくれる可能性はゼロに等しいだろう。

<2位>「フクフクの実」
「ジャケジャケの実」よりさらに弱いのが、錦えもんが食べた「フクフクの実」。葉っぱや小石を頭に乗せることで、相手の衣服を自由自在に変化させられるというものだ。

戦闘にはまったく役に立たない能力で、かろうじて防御に使える程度。変装に使われることが多いが、服装が変わるだけなので、完全な変装かと言われるとそうでもない。変化させる衣服も、錦えもんがイメージしている服になるため、知識や想像力が貧困だとあまり使えない。また服を一度脱いだり、ダメージを負うと元の小石や葉っぱに戻ってしまうのも使い勝手がよくないところ。

「フクフクの実」を食べることによって得られるのは、この能力だけ。かなづちになるという悪魔の実のデメリットと、あまりにも釣り合っていないように思える。作中でも活躍するシーンが限られているため、ランキング上位に入れるのが妥当だろう。