悪質すぎる『ヒプマイ商法』に批判! CDを100枚以上購入したファンも…

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あらゆる業界で不景気が続く日本社会。なんとか苦境を乗り越えるため、アイドル業界の「AKB商法」やアニメ業界の「イベント商法」など、各企業が手の込んだ取り組みを行っている。そんな中、最近ではネット上で「ヒプマイ商法」なるものが物議を醸しているようだ。

話題の発端となったのは、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』。現在「ヒプノシスマイク」ではファンがLIVE投票、CD投票、VR BATTLE投票に参加し、その結果によって勝敗が決まる「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-《2nd D.R.B》」が開催されており、界隈が大いに盛り上がっている。

5月1日に「ヒプノシスマイク」の公式ツイッターや『AbemaTV』は、一次投票と二次投票を経た時点での中間結果を発表。他のチームが7万票以上を獲得している中で、オオサカ・ディビジョンの『どついたれ本舗』のみ約4万票という結果となっていた。ファン人気は決して低くないユニットなのだが、金銭が絡んだ投票では惨敗しているようだ。

そんな中、ネット上では投票のためにCDを100枚以上購入した「どついたれ本舗」ファンによるメッセージが出回ることに。その文章では《オオサカ好きな人がみんなCD買って、後悔ないようにそれぞれ投票してたらきっとあんな結果にならなかった》などと、出費が少なかったファンを責めるような意見が綴られていた。

投票を強要するような意見に対して、他の「ヒプノシスマイク」ファンからは《3桁積んだ女からお花畑にいたオオサカ推しへって書き出しがなんかもう…攻撃的すぎると思うよ…》《オオサカ3桁女の表現を借りると、お花畑勢が多分このコンテンツを1番楽しめる》《オオサカ3桁の人も無理しないで欲しい。闘いだけどさ、楽しまないとつらいよ》といった意見が飛び交っている状況だ。

争いの原因はヒプマイ商法? その実態とは…

そもそもなぜ、彼女のような過激なファンが生まれてしまったのだろうか。その大きな原因は、「ヒプノシスマイク」で導入されている「ヒプマイ商法」にあるかもしれない。ヒプマイ商法とは、「AKB商法」と同じくCD1枚に付き1票分の投票券が手に入るというシステム。『AKB48』総選挙のたびに問題視されていたが、同じことが2次元のキャラクターで行われているワケだ。

ファンならば推しに貢献したいと思うのは、至極真っ当なこと。しかし人気投票に入れ込むほど多くの課金を強いられるという光景は、健全とは言えないだろう。中には課金を強要するファンに感銘を受けて、CDを購入した…という未成年のファンもいるようだ。

ちなみに「ヒプノシスマイク」と「AKB48」には、いずれもキングレコード発のコンテンツという共通点がある。界隈で覇権を握るためには、これくらいなりふり構わない姿勢が必要なのかもしれない。影響を受けて、他のジャンルに同じような商法が広まらなければいいのだが…。

文=城門まもる

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