『ONE PIECE』四皇ビッグ・マムが味方に!?“二重人格”に隠された伏線

『ONE PIECE』四皇ビッグ・マムが味方に!?“二重人格”に隠された伏線

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』の世界には、「四皇」と呼ばれる大海賊たちが存在する。中でもルフィたちを苦しめているのが、〝生まれついてのモンスター〟ことビッグ・マムだ。しかしネット上では、今後ビッグ・マムが味方になるのではないか…という説が強まっているようだ。

ビッグ・マムは仁義に厚く、家族や恩人に対して人情あふれる対応をすることでお馴染み。しかしその一方で、たとえ家族でも残虐非道に振る舞うことがある。この激しい二面性は、かつてマザー・カルメルを食べたことで生まれた二重人格として解釈できる。

マザー・カルメルは孤児院を運営していたシスターで、捨て子だったビッグ・マムの育ての親でもある。だがそれはあくまで表の顔で、裏の顔は秘密裏に孤児を海軍などへ売り捌くブローカーだ。

第867話『HAPPY BIRTHDAY』では、6歳の誕生日パーティーでビッグ・マムがマザー・カルメルを食べてしまったかのような場面が。これ以降、ビッグ・マムはマザー・カルメルが持っていた「ソルソルの実」の能力を手に入れているため、彼女を食したことは間違いないだろう。そして能力と同時に、彼女の人格が受け継がれていてもおかしくはない。すなわち、純粋な食いしん坊だったビッグ・マムと邪悪なマザー・カルメルの人格が共存することになったというわけだ。

本当は善人? 人格を操られているという説も

また二重人格になったのではなく、何らかの手段によってマザー・カルメルがビッグ・マムの体を乗っ取っているという考察も。「ソルソルの実」の能力が使用されるのは、主にビッグ・マムの意識が混乱する〝食いわずらい〟の最中。この食いわずらいこそが、実は「ソルソルの実」の能力者であったマザー・カルメルに乗っ取られている状態だという。

ビッグ・マムは「ワノ国」で記憶喪失になった際、「おこぼれ町」の人々やチョッパーたちと仲良く接している。これまで見せてきた邪悪さは欠片もなく、朗らかな幼少期の頃に戻ったかのようだった。また記憶喪失中にも食いわずらいが起こっているが、その理由は「親切にしてくれた町のみんなにおしるこを持って帰りたかった」という人情あふれるもの。この描写から、記憶喪失によって一時的に乗っ取りから解放され、元の善良な性格が表に現れたのではないかと考えられる。

第1011話『あんこの仁義』では、おこぼれ町で受けた恩からカイドウに反旗を翻す描写も。同じくカイドウと敵対するルフィたちと、味方フラグが立っているとも言えるだろう。もしビッグ・マムが善良な人格を取り戻すチャンスがあれば、ルフィたちは強力な味方を手に入れるかもしれない。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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