『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴が“聖人”すぎる… 道徳の教科書に掲載される日は?

『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴が“聖人”すぎる… 道徳の教科書に掲載される日は?

『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴が“聖人”すぎる… 道徳の教科書に掲載される日は? (C)PIXTA

メガヒット作品『鬼滅の刃』を生み出したことで、一躍日本を代表する漫画家となった吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)。いまや国内外にその名声を轟かせているが、実は作品のみならず人格面も優れているようだ。ファンの間では、さまざまな聖人エピソードが語り継がれている。

吾峠が聖人と呼ばれるようになったのは、「鬼滅の刃」のアニメ化が発表された際の出来事がきっかけ。アニメの情報は2018年6月、『週刊少年ジャンプ』紙上で公開されたのだが、そこには原作者である吾峠のコメントも掲載されていた。当時すでに「鬼滅の刃」はヒットを記録しており、驕り高ぶっていてもおかしくなかったが、吾峠は自分のことを「作画崩壊の呼吸の有段者」と自虐。その上で、アニメ版を手掛けるufotableへのエールや感謝の言葉を綴っていた。

アニメ版がブームを巻き起こし、大人気作家となった後も謙虚な姿勢は変わらない。ブームの真っ只中で刊行された「鬼滅の刃」最終巻のコメントでは、《大勢の方に助けていただきました。たくさんのことを学び、成長させていただきました。身に余る光栄でした》などと、終始謙虚な姿勢を見せていた。

さらには《完結まで見せることが叶わなかった方もいらっしゃるので申し訳なく思います》と、物語のラストを見られなかった読者への謝罪も。何年も連載を引き伸ばした作品ならまだしも、「鬼滅の刃」は短期間で完結した作品。それでもすべてを自身の責任として引き受け、あらゆる読者に向き合おうとする姿勢には感服するしかない。

誰よりも謙虚な吾峠の姿勢に対して、ネット上では《天狗にならないのがすごい》《人間が出来すぎ。まさに聖人だと思う》《この作者の文章はいつも感謝の気持で溢れているね》《もうこれ半分道徳の教科書だろ》《鬼滅の人気は、吾峠先生の謙虚さと温厚さがあってこそのものなんだろうなぁ》と称賛の声があがっている。

関係者のミスでさえ自分の責任に…

極めつけは、「鬼滅の刃」最終巻の誤情報をめぐる聖人エピソード。昨年11月、「鬼滅の刃」最終巻に関して「物語の結末に14ページの描き下ろし」などが追加されると発表されたのだが、後日それが誤りであることが明らかとなった。

告知の内容を決めているのはおそらく編集部であり、ミスの責任は吾峠にはないだろう。それどころか、トラブルを生んだ関係者に怒りを覚えたとしてもおかしくはない。しかし吾峠はこの時、まるで自分に非があるかのような謝罪を行ったのだ。

公式ツイッターに投稿された「お詫びコメント」の中で、吾峠は単行本の正しい収録内容について説明。それと共に、《確認漏れにより正確な伝達ができておらず大変申し訳ありません》と誠意あふれる謝罪文を綴っている。

他人のミスを代わりに謝ってみせた吾峠の神対応は、ネット上で大きな話題に。あまりに好感度が高まったためか、ファンの中には《これ作者なんにも悪くないだろ》《編集部は謝罪しないの?》《編集のミスなのでは? 何で作者が謝ってるの…?》などと編集部に矛先を向ける人も現れていた。

漫画の世界ですら珍しいほどの聖人っぷりを発揮し続ける吾峠。「鬼滅の刃」がこれほどまでに愛されるのは、吾峠の人間性が作品にあふれ出ているからなのかもしれない…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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