『ウマ娘』にディープインパクト登場!? 社長の牝馬落札は実装への布石なのか

『ウマ娘』にディープインパクト登場!? 社長の牝馬落札は実装への布石なのか

『ウマ娘』にディープインパクト登場!? 社長の牝馬落札は実装への布石なのか (C)PIXTA

『株式会社サイバーエージェント』の代表取締役社長・藤田晋氏が、5月21日に2歳の牡馬を4億7010万円で落札。この牡馬がディープインパクト産駒であることから、ネット上ではディープインパクトのウマ娘化に期待が高まっている。

サイバーエージェントグループの『Cygames』が手掛ける『ウマ娘 プリティーダービー』において、今までディープインパクトは実装されていなかった。それどころか第2期まで放送されてきたアニメにも、ディープインパクトをモチーフとしたウマ娘の姿はナシ。競馬ファン以外にも広く知られている歴代2頭目の七冠馬が、なぜ『ウマ娘』に登場していないのだろうか。

そもそも『ウマ娘』のプロジェクトが発表された初期段階では、ディープインパクトをモチーフにしたであろうウマ娘のデザインが公開されていた。しかし、その後は『ウマ娘』プロジェクトから消えていたことから、〝馬主の許可が得られなかった〟との憶測が広まっている。とりわけ『社台グループ』の競走馬は許可を取るのが難しいと見られており、ブエナビスタやステイゴールド、オルフェーヴルといった名馬も、まだ『ウマ娘』に登場していない。

ディープインパクト実装へのコネ作り?

上記のような経緯があった上で報じられた、藤田氏によるディープインパクト産駒の落札というニュース。この高すぎるお買い物をディープインパクト実装への布石と見る人も多いようで、《ディープインパクト産駒を落札って、そういうことだよね?》《これはディープインパクトを実装するための前準備でしょ》《これで潮目が変わってディープが実装されればいいな》《あえてディープ産駒を買ったことで、ディープインパクト実装への架け橋になると思いたい》《「一生実装されないだろ」って思ってたけど、俄然可能性が高まってきた》《これで社台が「自分のところの馬の名前を使っていいよ」ってなったら、4億とかあっという間に回収できそう》といった声が相次いでいた。

とはいえ《馬主の許可が得られないから実装されない》という説も憶測の域を出ず、藤田氏の牡馬落札がディープインパクト実装に繋がるかはわからない。単純に藤田氏が馬主として、リアル競馬で〝リアルウマ娘〟をやりたかっただけという可能性もある。また、もし今回落札された牡馬が大活躍するようなことがあれば、まずはその馬がウマ娘としてゲームに登場…なんてこともありえるかもしれない。

関係者の思惑は不明ではあるが、多くの人々の夢を乗せた馬となることは確か。まずはデビュー戦を楽しみにしよう。

文=大上賢一

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Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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