アニメ『ONE PIECE』976話“ネタバレ回避”演出!「すごいけど怖すぎ」と話題に

アニメ『ONE PIECE』976話“ネタバレ回避”演出!「すごいけど怖すぎ」と話題に

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第976話『再び現在! 二十年の時をこえて』が、5月30日に放送された。作中にてアニメ派に配慮したイレギュラーな演出が施されていたことから、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

光月おでんに続き、妻の光月トキも失ってしまった家臣たち。残された娘・日和を保護した河松は、自身の食べ物を分け与えるほど献身的に世話していく。しかし、その姿は逆に日和を追い詰めてしまい、いつしか日和は河松の前から姿を消した。また傳ジローは、宿敵・オロチへの怒りから姿を一変。〝狂死郎〟と名乗り、オロチに取り入ることに成功。そんな中、偶然にも日和と再会し、〝打倒オロチ〟の野望を胸に秘めながら雌伏の時を過ごす。

ところ変わって20年後、トキの能力によって錦えもん、カン十郎、雷ぞう、お菊、モモの助がタイムリープしてきたことを知り、オロチは恐怖に震えることに。その一方で、カイドウが情報の出所について触れると、オロチは「こいつはな、信頼に足る男だ」と得意げに語る。どうやら〝光月家の家臣〟の1人が裏切っているようで、オロチはその名前を伏せたまま裏切り者になるまでの経緯を語っていく。

徹底的にネタバレを避ける演出に

今回注目を集めたのは、オロチが裏切り者の素性を語るシーン。その人物は大衆演劇出身で、ワノ国の迫害によって舞台上で両親を失い、恨みから裏切り者になったという。アニメでは原作と同様、具体的な名前は明かさず、見た目から判断できないシルエットで裏切り者の姿が描かれていた。その一方、声がつくアニメ版では、「サイレントムービー」のような文字を描く演出によって裏切り者のセリフを表現。さらに白黒で再現することで、クラシック映画のような演出となっていた。

原作ではすでに裏切り者は判明しているが、アニメ版ではネタバレにならないように徹底的な配慮が行われているようだ。この独特の演出に、視聴者からは《今日のワンピース、裏切り者伏せる演出すごいし怖すぎたわ》《上手く裏切り者を隠して流せたね、すごい》《あえて声をあてないシーン。アニメ派の人に裏切り者が誰かをまだ伏せておく演出か》《初期のTV版(口パク止め絵)があった頃から考えると、よく動くし、面白い演出したりするもんだな》などと称賛の声が続出している。

カイドウとオロチによる支配のもと、邪悪な謀略が渦巻くようになったワノ国。ルフィやおでんの家臣たちはこの国にはびこる悪を打倒できるのだろうか…。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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