『ネウロ』のアニメはなかったことに… アニオリ展開で叩かれた「ジャンプアニメ」3選

『ネウロ』のアニメはなかったことに… アニオリ展開で叩かれた「ジャンプアニメ」3選

『ネウロ』のアニメはなかったことに… アニオリ展開で叩かれた「ジャンプアニメ」3選 (C)PIXTA

『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』など、『週刊少年ジャンプ』にはアニメ化によってブレークを遂げた作品がいくつもある。しかし、アニメ化は必ずしもポジティブな効果を生むわけではない。むしろ原作にはないオリジナルストーリー、いわゆるアニオリ展開によってファンの機嫌を損ねてしまうことも多いからだ。今回はその中でもとくに不評を集めた「ジャンプ」アニメを振り返ってみよう。

なぜか止まらないアニメスタッフの原作改変

<その1>『魔人探偵脳噛ネウロ』
同作は〝謎〟を主食とする魔人・脳噛ネウロが、空腹を満たすために人間界で起きる奇妙な事件を解決していく物語。2008年に放送されたTVアニメでは、第1話から原作とは異なるアニオリ展開が繰り広げられた。

原作は父親を突如失った主人公・桂木弥子がネウロと出会うシーンで幕を開けるのだが、アニメの第1話ではすでに2人が知り合っており、弥子が探偵事務所を開業した後。そしてそこで描かれるのはドラッグ山盛り料理「ドーピングコンソメスープ」にまつわる人気エピソードであり、視聴者の興味を引くために構成をガラッと変えていることが分かる。

さらには、2話目にして早くもアニメ独自の事件が描かれることに。しかし、そのストーリー展開や犯人の設定などが原作者・松井優征の作風と似ても似つかなかったことが、原作ファンを落胆させてしまう。ネット上では《ネウロのアニメ、アニオリ部分や作品理解度の低さが酷すぎ》《ヤコの「その人の本質や本心を見極めて説得する」っていうのが、ただの説教がウザい小娘に描かれてたのはほんとに残念…》《「犯人をネウロ風味に仕上げました!」ってだけで「ネウロの犯人です!」って感じじゃないのが悲しいところ》など、さまざまな欠点を指摘されていた。

<その2>『アイシールド21』
アメフト漫画の金字塔『アイシールド21』は、作画担当の村田雄介による美麗な絵と、原作担当の稲垣理一郎による繊細な人物描写や熱いストーリー展開が特徴。その人気の高さから、2005年から2008年にかけて長期にわたってTVアニメ版が放送された。

しかし、そのアニメの内容が大問題。子ども向けのアニメとして制作されたためか、勧善懲悪を前面に押し出せるよう一部のキャラが性格悪く改変されるなど、ストーリーや設定にも大きな変更が加えられていた。またコンプラ的な都合で、原作では当然のように描かれていた不良要素がごっそり削られている。

原作がハイレベルだった分、ファンたちの失望もそれだけ大きかったのだろう。原作のいいところを損ねるような改変に、《原作は神。ただアニメがそれを台無しにした》《セリフ改変が嫌過ぎて… ところどころ好きなセリフが変わってて嫌だ》《アニメのアイシールドはパンサーくんのとこめちゃめちゃ改変してたから許さない…》《作ってる奴らはなーんもわかってないんだなと思った》と不満をぶつける声が目立っていた。