『ゴールデンカムイ』284話アシリパが“宝”を発見!? 金塊争奪戦に終止符かと思いきや…

『ゴールデンカムイ』284話アシリパが“宝”を発見!? 金塊争奪戦に終止符かと思いきや…

『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)

6月24日発売の『週刊ヤングジャンプ』30号に、大人気サバイバルバトル漫画『ゴールデンカムイ』の第284話『私たちのカムイ』が掲載された。これまであらゆる登場人物が探し求めてきた〝宝〟が発見されたものの、ギャグのようなオチが待ち構えていたため、ネット上で大きな反響を巻き起こしている。

※『ゴールデンカムイ』最新話の内容に触れています

土方歳三の身体に刻まれていた「神」の刺青を頼りに、「五稜郭」にある兵糧庫の地下を調べる杉元佐一たち。しかし、いくら掘っても石ばかりが発掘され、杉元と白石は刺青の「神」が何を意味しているのか、考察を繰り広げる。そんな中、アシリパが謎めいた箱を発見。一行がその中身を覗いてみると、中には珪藻土を砕いた〝チエトイ〟がみっしり詰まっていた。

チエトイを掘り進めた先にあったのは、1つの「冊子」。それはアイヌが金塊を使用して買ったという、広大な土地の「権利書」だった。アシリパは〝森とアイヌ〟を守ろうとした先人の行動に感動するものの、杉元たちは中身が金塊ではなく権利書だったことに落胆。「神」の正体は「紙」というギャグのような結果に終わるのだった──。

金塊探しはまだ始まったばかり!?

まるでダジャレのようなオチに、読者たちも仰天。ネット上では《「かみ(紙=権利書)」が答えとは斜め上をいってる》《まさかとは思うが「神」って「紙」の権利書のことなのか? ウイルクまさに外道》《悲報、土方ウイルクに騙される》《神=紙とかいうネタだったらマジかよ。ここへきてダジャレかって思うんだけど、ゴールデンカムイならありえるのかもしれないと思ってる時点で作者の掌で踊っとる気がする》といった反響が続出していた。

しかし今回の話は、ここで終わりではない。その後、土地の購入には金塊が半分しか使われていないことが分かったのだ。最後に残された望みに、読者たちは《残り半分の金塊を求めて北海道各地をめぐる展開なら、まだまだ続くぞこの物語は…!》と期待を寄せている。

ちなみに冒頭のページでは、大人気バスケ漫画『SLAM DUNK』の「『負けたことがある』というのがいつか大きな財産になる」という名台詞をパロディーした煽り文が置かれていた。「SLAM DUNK」といえば、他にも「まだあわてるような時間じゃない」「諦めたらそこで試合終了ですよ」などの名言を思い浮かべる人が多いはず。もしもこの名言が伏線だとすれば、杉元たちに対する〝まだあわてる時間じゃない〟〝金塊探しを諦めるな〟というメッセージが込められているのかもしれない…。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)

◆過去の「ゴールデンカムイ」レビューはこちら

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