アニメ『ウマ娘』の“P.A.WORKS”大ピンチ!? 人材流出疑惑に困惑の声

アニメ『ウマ娘』の“P.A.WORKS”大ピンチ!? 人材流出疑惑に困惑の声

アニメ『ウマ娘』の“P.A.WORKS”大ピンチ!? 人材流出疑惑に困惑の声  (C)PIXTA

6月27日、人気アニメ制作会社『MAPPA』の新作劇場アニメ『アリスとテレスのまぼろし工場』の制作が発表された。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の脚本などで知られる岡田麿里の監督作品ということで大きな注目を集めているが、ネット上では不穏なウワサも飛び交っているようだ。

同作の情報は、『MAPPA』の設立10周年記念イベント『MAPPA STAGE 2021 -10th Anniversary-』にて明らかになった。ストーリーとしては少年少女たちが恋心によって運命と戦う物語と紹介されており、ファンタジー作品になる予定だという。

そしてメインスタッフは副監督に平松禎史、キャラクターデザイン・総作画監督に石井百合子、美術監督に東地和生という布陣。2018年に公開された岡田の初監督作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』(以下、さよ朝)と、まったく同じスタッフが揃っている。

いずれもアニメファンにはお馴染みの実力派クリエーターたち。制作発表に触れた人からは、《PV見たけど期待しかない。監督岡田麿里で制作MAPPAはかなり熱い》《制作スタッフの方を拝見しただけで絶対見ようと思いました》《さよ朝以来の岡田麿里監督作品、スタッフ再集結とか期待大過ぎるんだがぁ!!》と期待の声が相次いでいた。

『P.A.WORKS』の時代は過ぎ去ったのか

そんなお祭りムードの中で気になるのは、同作に「さよ朝」と同じスタッフが参加していること。そもそも「さよ朝」は「MAPPA」ではなく、富山の有名アニメ会社『P.A.WORKS』の作品だった。また石井や東地は「P.A.WORKS」の代表作である『凪のあすから』や『花咲くいろは』を牽引したスタッフであり、「P.A.WORKS」を拠点として活動しているものと思われていた。

しかし今回の新作は「MAPPA」制作にも関わらず、同じメインスタッフが移行している。ここに〝人材流出〟の可能性を読み取る人は多く、《さよ朝スタッフって言ってるけどP.A.WORKSはどうなったんだよ…》《ええ、さよ朝スタッフまるごとPAとは別会社で作るってどういうこと?》《堀川PAが繋ぎ10年かけて完成させたさよ朝のメインスタッフを、MAPPAが引き抜きみたいな形でそのまま使っているのがちょっと嫌》《アリスはさよ朝スタッフそのまんまなのな。PAって今どうなってるんだ…》《さよ朝スタッフにもPAは捨てられた…?》と困惑の声が後を絶たない状況だ。

最近の「P.A.WORKS」といえば、今年大ブレークした『ウマ娘 プリティーダービー』のアニメ第1期を手掛けたことが記憶に新しい。だがいかなる事情なのか、アニメ第2期は『スタジオKAI』に制作が移っており、この第2期こそが爆発的なヒットの渦中にある。

さまざまな不運に見舞われているように見える「P.A.WORKS」。最近ではオリジナル作品に力を入れているようだが、果たして往年のような覇権アニメ会社の座に返り咲く日は来るのだろうか…。

文=猿田虫彦

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Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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