ジャンプ新連載が『刃牙』ソックリ!? 昭和の作風に「一周回って新鮮」といった声

ジャンプ新連載が『刃牙』ソックリ!? 昭和の作風に「一周回って新鮮」といった声

ジャンプ新連載が『刃牙』ソックリ!? 昭和の作風に「一周回って新鮮」といった声 (C)PIXTA

7月5日発売の『週刊少年ジャンプ』31号で、武芸バトルを描いた新連載『NERU-武芸道行-』がスタート。漫画の内容もさることながら、個性的な絵柄や作風にも大きな注目が集まっている。

同作は「ジャンプ」2020年42号から、電子版限定で『武芸道行 NERU』として短期連載されていた作品。この連載が好評を博し、本誌での連載化へとつながったようだ。

物語の主人公は、祖父が残した書物をもとにたった1人で武芸の鍛錬を重ねている〝ネル〟こと五老海練磨(いさみねるま)。ネルは中学卒業を控え、武芸を極める道に迷いを抱きつつあった。しかしある日、そんな彼のもとに圧倒的な実力をもつ武芸家の女性・拝庭朱琵(はいばあけび)が出現。彼女の導きにより、ネルは若き武芸家が研鑽を積む学校「天門武芸十八般高校」の門をくぐることとなる。

そんな同作で真っ先に気になるのが、作者・比良賀みん也によるアナログタッチな絵柄。個性的な画風だが、数十年前の「ジャンプ」に近いものを感じ取る人が多くいるようだ。読者の間では《画風が昭和を感じて一周回って新鮮感がある》《絵柄がもはや「古いな~」とかではなく読んだことない名作系列の域なので、逆に初めてなのジワジワくる》《絵のタッチが独特で個人的に受け入れるまで時間がかかりそう》《表紙と巻頭カラーの絵からめちゃくちゃ80年代後半~90代前半臭がした。いや、上手いんだけどw》など、さまざまな反応が上がっている。

新連載はジャンプ版『刃牙』? 正統派格闘漫画への期待

「ジャンプ」がこれまで世に送り出してきたバトル漫画は、ほとんどがファンタジー要素を含んだものだった。だが同作はファンタジー要素を排した「武芸」をテーマに、ストイックに武の道を突き進む主人公の姿が描かれており、雑誌の毛色的にはまったく異質だと言えるだろう。

近年の「ジャンプ」ではカオスなダークファンタジー作品である『チェンソーマン』など、これまでにないジャンルの漫画が大ヒットを記録している。「NERU」もまた、同誌に新たな風を巻き起こす存在となるかもしれない。

そんな中、一部の読者からは同作が『週刊少年チャンピオン』を代表する格闘漫画『刃牙』に似ているという指摘も。《新連載めっちゃキレイな刃牙って感じだった》《作画は鬼滅で内容が刃牙って感じ?》《NERU読んだときの既視感の正体を今さら思い出したけどバキか》《ジャンプの新連載、刃牙みたいな匂いしててめっちゃすき》など、「刃牙」ファンが大いに盛り上がっている。

果たして「NERU」は短期で打ち切られることなく、「刃牙」ほどのレジェンド作品に育つのか。武芸という地味なテーマをどのように料理してくれるのか、作者の力量に期待したいところだ。

文=野木

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