『スパロボ』に“なろう系”ロボット参戦! 歓喜の一方で嫉妬心に燃えるラノベ作家も…

『スパロボ』に“なろう系”ロボット参戦! 歓喜の一方で嫉妬心に燃えるラノベ作家も…

『スパロボ』に“なろう系”ロボット参戦! 歓喜の一方で嫉妬心に燃えるラノベ作家も… (C)PIXTA

小説投稿サイト『小説家になろう』発の作品である『ナイツ&マジック』が、今年10月に発売される予定の『スーパーロボット大戦30』に参戦することが明らかとなった。前代未聞の快挙に、ネット上では驚きの声があがっている。

同ゲームは、「スーパーロボット大戦」シリーズ30周年を記念する作品。今回発表された新規参戦タイトルとしては、アニメが好評だった『SSSS.GRIDMAN』をはじめ、『マジンカイザーINFINITISM』、『コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道』、『覇界王 ~ガオガイガーVSベターマン~』、『勇者警察ジェイデッカー』などが名を連ねていた。

そんな人気作品の中で、「スパロボ」初参戦を果たしたのが『ナイツ&マジック』だ。同作は天酒之瓢の手掛ける「騎士と魔法の異世界ロボットファンタジー」であり、「小説家になろう」発表後には『ヒーロー文庫』で書籍化。現在、文庫本は10巻まで発売されており、2017年のTVアニメ化によってさらに人気が加速している。

いわゆる「なろう系」の中でも有数の人気作品だが、さすがにファンもスパロボ参戦は予想していなかった模様。ネット上では《まさかナイツマがスパロボに出るとは… なろうドリームの極地じゃん》《小説投稿サイトでロボット小説書いてたらスパロボ参戦とか、まさになろう系作品でありそうな展開》《たしかにナイツマのストーリー的にスパロボとは相性いいだろうけど、本当に参戦するとは思わなかった》《ナイツマの参戦は素直に祝福するしかない》《ちょっとナイツマ1話から見返してくるわ》といった声があがっていた。

「ナイツ&マジック」スパロボ参戦に嫉妬する作家も?

ちなみに「ナイツ&マジック」は、ロボットオタクの主人公が巨大ロボットの実在する異世界に転生し、エルネスティ・エチェバルリアとして活躍する物語。そのため著名なロボットが多数登場する「スパロボ」への参戦について、《エルくんがスパロボの世界に行ったら歓喜のあまり卒倒しそう》《スパロボの世界で他作品の巨大ロボットを見て発狂するエルくんが見たい》《エルくんがスパロボ時空に飛んだシナリオが気になる》などと期待するファンも多いようだ。

こうしてファンたちが大いに盛り上がる一方で、微妙な反応を示す同業者も。『アーマードール・アライブ』シリーズで知られるライトノベル作家・幾谷正は、自身のツイッターで《小説を書き始めた頃は「いつか自分の作品がスパロボに出たらなー」みたいなこと思ってたけど、年々スパロボに興味を失っているうえに、「まあナイツマみたいなものをマスが求めてるなら俺にはそれ無理なので」としか言いようがない》などと発言。その後も長々と「スパロボ」への複雑な胸中を吐き出しており、ネットユーザーから《未練タラタラじゃん》《ナイツマへの嫉妬か》などと揶揄されていた。

ここ最近はアニメ界隈でも「小説家になろう」発の作品が増えており、ライトノベル作家の中には「なろう系」の成功を妬ましく思う人もいるのかもしれない。「なろう系」の作品がどうしてウケているのかを研究すれば、より面白い作品が書けると思うのだが…。

文=大上賢一

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