『るろうに剣心』雪代縁と志々雄はどちらが強い? 勝敗を分けたのは“舐めプ”か

『るろうに剣心』雪代縁と志々雄はどちらが強い? 勝敗を分けたのは“舐めプ”か

『るろうに剣心』雪代縁と志々雄はどちらが強い? 勝敗を分けたのは“舐めプ”か (C)PIXTA

人気漫画『るろうに剣心』のウリといえば、やはり剣の道を極めた達人たちの大活躍。連載終了から20年以上が経った今でも、読者たちは「一体誰が最強なのか」と議論を繰り広げている。とくに最強キャラとして名前が挙がるのは、雪代縁と志々雄真実の2人だ。果たしてどちらが最強の座にふさわしいのか、徹底的に検証していこう。

「京都編」のボスとして登場した志々雄は、仲間たちを率いて国家転覆を目論んだカリスマ的悪役。それに対して縁は単行本18巻から始まるラストエピソード「人誅編」にて、ラスボスとして剣心の前に立ちはだかった。しかし縁は最初に剣心と戦った際に、相楽左之助から「志々雄以上とは思えない」と評されていたため、志々雄最強論を信奉する読者が後を絶たないようだ。

とはいえこの時の縁は、まだ実力の全てを見せていなかった。また左之助は直接志々雄と手合わせしており、そのカリスマ性に触れているからこそ、過大評価している可能性もあるだろう。実際に「京都編」のバトル内容を見ると、志々雄の強さにはやや疑問の余地がある。

志々雄と剣心の戦いが描かれたのは単行本13巻~17巻のことだが、そこに辿り着くまでに剣心は激戦を潜り抜けていた。まずは四乃森蒼紫、そして瀬田宗次郎とボスクラスの強者を連続で相手にしており、3戦目にあたる志々雄との戦いではすでに満身創痍の状態。そんな疲弊しきった状態にもかかわらず、志々雄は剣心を倒せなかったのだ。

しかも実力が拮抗していた印象があるものの、そこにも疑問がある。実際には駒形由美を囮にすることで、剣心の腹を刺すという卑怯な手によって実力差を埋めていたのではないだろうか。それでも最終的には剣心を倒しきれず、能力のタイムリミットを迎えるという末路だった…。

やっぱり『るろうに剣心』最強キャラは縁だった?

そんな志々雄と比べると、縁の戦いぶりは目を見張るものがあるだろう。そもそも縁の真価は、異常発達した神経によって人外じみた速度を発揮する「狂経脈」や、大陸で発展した剣術「倭刀術」などのスキルにある。しかし初戦ではそうした能力をほとんど開示することなく、純粋な戦闘力で剣心を追い込んでいく。最終的には剣心の奥義である「天翔龍閃」を打ち破るなど、この時の縁はまさに最強クラスの存在感だった。

問題は、そんな縁が敗北を喫した2度目の戦闘にある。なぜここで剣心に敗北することとなったのか。敗因の1つは、「狂経脈」で感覚を過敏にしたのが仇となり、剣心の「龍鳴閃」で三半規管に大ダメージを負ってしまったこと。また〝魅せプ〟的な技のチョイスも、結果的にはよくなかったと言える。縁は空をダッシュする「疾空刀勢」という技を放ったのだが、勝利だけを見据えた地道な戦い方をすれば結果は変わっていたかもしれない。

総合すると、縁はポテンシャル的には剣心に負けていなかったが、試合展開に恵まれなかったと考えられる。実力だけを鑑みるなら、やはり志々雄より格上と言っていいのではないだろうか。

現在、『ジャンプSQ.』では本編の続編にあたる『るろうに剣心』北海道編が連載中。いずれ縁が再登場を果たし、最強クラスの実力をあらためて見せつけてくれることを期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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