
えなこ『メイドラゴン』コスプレで炎上! 釈明するも止まらない批判… (C)PIXTA
人気コスプレイヤーのえなこが、7月26日に発売された『月刊アクション』9月号の表紙&巻頭グラビアに登場。漫画『小林さんちのメイドラゴン』のコスプレを披露したのだが、原作リスペクトの有無をめぐって賛否両論が巻き起こっている。
「小林さんちのメイドラゴン」は、〝小林さん〟という人物に命を救われたドラゴン・トールが、人間に姿を変えてメイドとして恩返しにやってくるというストーリー。えなこは、トールのコスプレを行ったのだが、衣装デザインが原作とさまざまな点で異なっていたことが火種に。
本来のトールはロング丈のスカートで、露出がほとんどないクラシックなメイドスタイル。しかし、えなこの衣装はミニスカートのメイド服で、胸や腹部が大胆にさらけ出されていた。
『月刊アクション』のコラボグラビアでコスプレさせていただいた
「小林さんちのメイドラゴン」のトールちゃん🔥 pic.twitter.com/qSshHxV0qS— えなこ@8月表紙15誌 (@enako_cos) July 26, 2021
えなこは自身のツイッターにもコスプレ写真をアップしたのだが、デザイン改変に納得いかない人々が続出。《え、まって。えなこのコス何もかも違うじゃん》《トールは腹出してねえよ。露出さえすればOKなんだね》《いい加減まともにコスプレしないならさっさと辞めるべきだと思う。原作キャラと違う衣装じゃん。誰だよこのキャラ?》《コラボグラビアということですがなぜに腹出し? コスプレレイヤーを代表していくなら原作のあるものは原作に忠実にコスプレしてほしい》といった怒りの声があがり、炎上騒ぎに発展してしまった。
本人からの釈明もむなしく… 止まらない批判の声
とはいえ今回披露されたコスプレは、趣味で行ったものではなくコラボ企画として実現したもの。バッシングに対して、えなこはツイッター上で《衣装は全て編集部さんにご用意頂いております》と釈明。また自身が衣装デザインに携わっていないことや、こうした企画では《衣装がグラビア風にアレンジされている》こともあるという説明を行った。
しかし残念ながら、この説明を踏まえた上でも納得いかないという人は後を絶たず、《じゃあコスプレイヤーという肩書きじゃなくてもいいですよね? グラビアアイドルでもいいじゃないですか?》《えなこってコスプレイヤー名乗る癖に全ては金だから、作品やキャラクターに対して愛情もこだわりもないんだよな》と、もはや当初の論点をすり替えてえなこを叩き続ける声も。どうやら「小林さんちのメイドラゴン」を知らない野次馬層からも叩かれているようで、延焼の範囲はかなり広そうだ。
一昔前の中川翔子がそうだったように、オタク界隈の周辺で活躍する女性タレントは事あるごとに激しい批判に晒されがち。一般人からすれば理解できないような理由で炎上することも多い。今回の炎上も理不尽なものだが、有名税として割りきって活動するしかないのだろうか。いや、それが許されてはいけないはずだ。
文=野木
【画像】
Solarsis / PIXTA