カリスマ声優・佐倉綾音も… オタクへの“陰キャ営業”で天下を獲った女性声優たち

カリスマ声優・佐倉綾音も… オタクへの“陰キャ営業”で天下を獲った女性声優たち

カリスマ声優・佐倉綾音も… オタクへの“陰キャ営業”で天下を獲った女性声優たち (C)PIXTA

オタク界隈において〝陰キャ〟は悪口であると同時に、仲間意識を高めるための合言葉でもある。とくにオタク男性は、陰キャの女性に抗いがたい魅力を感じるというのが定説だ。そんな図式を知ってか知らずか、女性声優の中には積極的に「陰キャアピール」を行う者も少なくないらしい。

若手声優たちの陰キャ営業

<その1>オタクたちは半信半疑? 雨宮天
雨宮天といえば、『この素晴らしい世界に祝福を!』のアクア役や『彼女、お借りします』の水原千鶴役などを演じてきた売れっ子声優。華やかな見た目で人気を博する彼女だが、実は学生時代から陰キャだったという。

2014年に「ニコニコ生放送」で放送された番組『アニメぴあちゃんねる』では、学生時代に激しい人見知りだったことを告白。高校生の時にはお弁当を1人で食べ、お昼休みには昼寝をするのが日課だったそうだ。また2018年1月のラジオ番組『TrySailのTRYangle harmony』では、成人式に行かず家で「スマブラ」に興じていたという驚きの過去を明かしていた。

そんな信頼できるエピソードの数々をもつ雨宮だが、高校時代には軽音楽部でボーカルを務めていたという過去も。多くのオタクにとって軽音楽部は縁のない存在なので、裏切られたように感じる人も多いようだ。ネット上では《陰キャはオタク向けの営業か》《流石に設定に無理がある。別に陰キャ売りしなくてもいいし嘘ならつかないで欲しい》と残念がる声もあがっている。

<その2>ぼっち声優・佐倉綾音
陰キャ好きの声優ファンから絶大な支持を集めるのが、〝あやねる〟こと佐倉綾音。『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子役や『五等分の花嫁』の中野四葉役など、数々の代表作をもつトップ声優の1人だが、事あるごとに「ぼっちエピソード」を口にしている。

『江口拓也のぼっちラジオ。続』の第4回では、学生時代の思い出を綴ったお便りを投稿。その内容によると、高校の時も大学の時も友達は1人しかおらず、クラスメイトの鍋パーティーに誘われなかったことも。さらには「高校の3年間で男子と話した回数は3回」という破壊力抜群の逸話も飛び出し、声優ファンたちのハートを鷲づかみにしていた。

佐倉は「ぼっち」属性に加えて、「男性が苦手」「重度の百合好き」などと完璧な設定を築き上げている。人気が出るのも当然だと思われるが、もしファンの期待を裏切った時に炎上しないか心配だ。