『東方Project』新作ソシャゲに不満爆発!「期待外れ」「音ゲーとしては2点」

『東方Project』新作ソシャゲに不満爆発!「期待外れ」「音ゲーとしては2点」

『東方Project』新作ソシャゲに不満爆発!「期待外れ」「音ゲーとしては2点」 (C)PIXTA

8月4日にリリースされた『東方Project』の公認スマホゲーム『東方ダンマクカグラ』に、さまざまな不満の声が渦巻いている。ゲームの内容はいわゆる〝音ゲー〟がメインとなっているのだが、どのような点が不評なのだろうか。

同作は「東方シリーズ」の人気アレンジ楽曲を多数収録し、豪華声優陣によるフルボイスストーリーとなっているのが大きなウリ。しかしユーザーの反応を見てみると、まさにその点こそが仇となっている印象だ。

原作である弾幕シューティングゲームの「東方シリーズ」では、ボイスが収録されていないため、各々のファンが想像でキャラクターの声を補完できる。そのため声優の声がついたことで、《声優が解釈違い》という不満があがることになった。

とはいえ声の解釈違いが発生してしまうのは、「東方」シリーズの2次創作における宿命。さらに致命的な問題は、音ゲーとしてのプレイアビリティーの低さにある。SNSなどでは《演出が派手なのはいいけど、そのせいでノーツが見づらい》《ノーツがよく見えないのは音ゲーとして欠陥》《設定で演出を切れるようにして欲しい》《東方の曲で音ゲーが出来るのは最高だけど、ゲーム性は期待外れ》《音ゲーっぽいナニカとして遊ぶのが吉、これは音ゲーとしては2点の出来》といった批判が相次いでいる。

東方シリーズのソシャゲ化が滑ってしまう理由とは?

数多くの不満が寄せられている「東方ダンマクカグラ」だが、一方で《最近出た東方のソシャゲの中では出来がいい》との指摘も。同作が優れているというよりは、それほど東方シリーズを原作としたソシャゲに失敗作が多いのだろう。

たとえば2019年にリリースされた『東方キャノンボール』は、シナリオ面に《そこらの2次創作よりも酷い》といった批判が殺到。ゲームとしても際立った面白さがあったわけではなく、翌年にはサービス終了してしまった。その点「東方ダンマクカグラ」のシナリオは、『ドラゴンクエスト』シリーズでお馴染みの藤澤仁氏が手掛けているだけあってかなり好評。東方の2次創作ゲームとしては『東方キャノンボール』よりもマシと言える。

そして2020年に配信を開始した『東方LostWord』も、いまいち話題になっていない印象だ。しかし炎上という形で注目を集めることもあり、リリース前にも主人公の名前を「博霊霊夢」と間違って記載したことで批判が殺到。正しくは「博麗霊夢」で、《スタッフは東方のことを知らないのかな?》などと揶揄されていた。

一般のファンが作る東方シリーズの2次創作ゲームには数多くの名作があるが、企業がソシャゲとしてリリースすると滑りがち。そもそも「東方」という題材が、集金システムのようなゲーム性に合っていないように思える。逆に買い切りという形でクオリティーの高いゲームを作れば、多少高くてもファンは喜んでお金を出すのではないだろうか。

文=大上賢一

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