『ウマ娘』の好調が原因?『FGO』&『ツイステ』が“オワコン化”の瀬戸際に

『ウマ娘』の好調が原因?『FGO』&『ツイステ』が“オワコン化”の瀬戸際に

『ウマ娘』の好調が原因?『FGO』&『ツイステ』が“オワコン化”の瀬戸際に (C)PIXTA

ソーシャルゲーム業界は、他の業界では考えられないほど栄枯盛衰の移り変わりが激しいことで有名。ここ最近では『Fate/Grand Order』や『ディズニー ツイステッドワンダーランド』で知られる『ソニーグループ』に、大きな異変が生じているらしい。

8月4日、「ソニーグループ」は2021年度第1四半期(4~6月)の連結業績について発表。全体的には増収増益となったものの、モバイルゲーム部門は厳しい数字を示していた。その売上高は179億6000万であり、前四半期比では約48%減。前年同期と比べても、約31%減という極端な落ち込みを見せている。

なお「ソニーグループ」のモバイルゲームとして有名なものは、先述した「FGO」や「ツイステ」の他、『きららファンタジア』や『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』といったタイトルが挙げられる。そのほとんどが、グループ傘下の『アニプレックス』が運営する作品だ。

有力タイトルを数多く抱えているのは明らかだが、なぜ失速してしまったのか。その理由について、今年2月にリリースされたCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』を思い浮かべる人は多いようだ。ネット上では《どれがそんなに足引っ張ったんだ…? いやウマに顧客取られただけかな?》《ウマ娘がソシャゲの利益を全部かっさらってた時期ですね》《ウマ娘に取られてたからしゃーない》といった憶測が飛び交っている。

「FGO」と「ツイステ」の復権はありえるのか

その一方で、「ウマ娘」とは関係なく人気の低迷が目立っているという見方も。たとえば主力である「FGO」に関しては、上半期に大きくセールスランキングが落ち込んでいた印象。6月から第2部第6章「Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ 星の生まれる刻」が開幕したことでファンを取り戻したが、一時的なブーストであるため今後については不安が拭えない。

そもそも「FGO」は、ストーリーやキャラクターの魅力によって人気を博したタイトル。物語を更新し続けることはできない以上、ある意味では天井が見えているとも言える。

また、女性オタクを魅了した「ツイステ」についてはどうだろうか。こちらは昨年3月のリリースから半年ほど破竹の勢いだったものの、その後人気に陰りが生じている。なにより不満が集まっているのは、バグやエラーが多発する状態で放置するような運営の不誠実さだ。愛想を尽かした人も多いのか、SNS上では「ツイステ」のグッズや食玩の投げ売りを捉えた写真が数多く投稿されていた。

このまま「ウマ娘」が業界を席巻するのか、それとも「ソニーグループ」のタイトルが起死回生の一手を打つのか…。ソシャゲ戦国時代はいまだ混沌を極めている。

文=大上賢一

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