
映画『ドラゴンボール超』ピッコロが不憫すぎ…?“意外なキャラ”扱いに悲しみの声 (C)PIXTA
日本時間10月7日、アメリカのポップカルチャーの祭典『New York Comic Con』にて、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の最新情報が公開された。以前から原作者・鳥山明が“ちょっと意外なキャラが大活躍する”と予告していたが、今回の新情報でピッコロとパンが活躍することが判明。とうとう“意外なキャラ”として扱われるようになったピッコロさんに、悲しみの声が上がっている。
同作は2022年に公開が予定されている、『ドラゴンボール超』シリーズとしては2作目の映画。エグゼクティブプロデューサーの伊能昭夫氏が明かしたところによると、時系列的には『ドラゴンボール超 ブロリー』から「第28回天下一武道会」の前までのエピソードが描かれるという。
そして伊能氏は今回の映画について、ピッコロとパンが活躍すると断言。「New York Comic Con」で公開された『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の特典映像PART2でも、ピッコロやパンが登場しており、SNSなどでは《ピッコロさあああああああああん!》《ピッコロさんカッケェ!》《ピッコロさんの活躍が見れるんですか!?》《ピッコロがフィーチャーされるのは喜ばしい》《ピッコロさん活躍できるのは嬉しいなぁ》と喜びの声が上がっていた。
解説役になってしまったピッコロさん
その一方、『ドラゴンボール』シリーズの代表的なキャラクターであるピッコロさんが、“意外なキャラ”として映画に登場することについて、《パンちゃんはともかく、ピッコロが「意外なキャラ」て位置付けされるの寂しくない…?》《ピッコロの活躍が意外と言われてしまうのが切ない》《意外なキャラとはピッコロさんでしたか。いつの間にか戦力外になってましたが…》と悲しみを隠せないファンも。確かに最近のピッコロさんは他キャラのインフレから取り残され、解説役になってしまった印象がある。
実際に鳥山氏が「ちょっと意外なキャラが大活躍する」と発言した際に、ピッコロの活躍を予想するファンも少なくなかった。なんとなくピッコロは「ドラゴンボール」シリーズのレギュラーキャラというイメージがあるが、今となっては戦闘面での活躍はファンにも“意外”と思われるようになったようだ。
ちなみに声優の古川登志夫は、今回のピッコロの活躍について「パンちゃんとの絡みがですね、まるで、孫を可愛がっているおじいちゃんみたいになってますよね」とコメント。また「ある場面では、今度は師匠のようになっていた」とも語っており、久々に強いピッコロさんを見ることができるかもしれない。ただの解説キャラではないピッコロさんの戦いに注目だ。
文=猿田虫彦
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