『ルパン三世 PART6』第9話は湊かなえ脚本回!“イヤミスの女王”が意外な裏切り…

『ルパン三世 PART6』第9話は湊かなえ脚本回!“イヤミスの女王”が意外な裏切り…

『ルパン三世 PART6』第9話は湊かなえ脚本回!“イヤミスの女王”が意外な裏切り…  (C)PIXTA

人気アニメ『ルパン三世 PART6』(日本テレビ系)の第9話『漆黒のダイヤモンド』が、12月11日深夜から放送された。今回はミステリー界の大人気作家・湊かなえが脚本を担当。「どれほど陰鬱な物語になるのか…」と視聴者を怯えさせていたが、意外なストーリーを仕上げてきたようだ。

※アニメ『ルパン三世』最新話の内容に触れています

物語の始まりは、ロンドンの闇オークション。ルパン三世は謎のトレジャーハンター・チェリーの誘いを受け、第一次世界大戦期に活躍した海賊王ジークの宝「漆黒のダイヤモンド」を狙っていた。

その宝の地図は何の変哲もない“こけし”に入っており、見事ルパンの手中に。しかしロンドンから離れられない事情があり、地図を峰不二子に譲ってしまう。そこで不二子は地図を頼りにブラジルへ飛ぶも、宝に繋がる“あるヒント”を見落としていた──。

今回のエピソードは、不二子を主軸としたロマンあふれる仕上がりに。その上、ルパンと次元がサメに襲われたり、五ェ門が登場シーンで巨大イカを真っ二つにしたりと、コミカルな展開のオンパレード。銭形警部をおびき寄せる謎の粉「ルパンパウダー」も登場するなど、まさに荒唐無稽のギャグ回となっていた。

実はギャグ回!? 湊かなえの意外な裏切り

湊は独特の作風で知られており、“イヤミスの女王”という通称も。「イヤミス」とはイヤなミステリーの略で、その名の通り読み終わった後に嫌な気分になるような作品を指す。湊の代表作であり、映画版も制作されたベストセラー『告白』も、「イヤミス」ジャンルの傑作として評価されている。

そんな作家がゲスト脚本を手掛けるということで、放送前には不安の声もあがっていたが、その不安はあらぬ方向に裏切られたようだ。「イヤミス」のイの字もないストーリーに、ネット上では《湊かなえ脚本回とは思えない、傷付く人が居ない後味スッキリなエピソード》《イヤミスエンドになるかとそわそわしてたけど、コミカルなルパンの良さが出てた!》と驚きの声が後を絶たない。

ちなみに同じゲスト脚本でいうと、第4話では世界的アニメ監督・押井守によるシナリオが放送されていた。しかし押井脚本はあまりにも作家の“エゴ”が出すぎていたようで、ルパンファンから大ヒンシュクを買うことに。湊も大御所作家ではあるが、こちらは作家性を抑えた結果か、《往年のルパンらしさがあって良かった》《湊かなえさんの脚本面白かった。ルパンらしさのある回だったな》と好評が相次いでいる。

次回放送される第10話では、ふたたび押井が脚本を手掛ける予定。はたして次回も押井節が炸裂してしまうのだろうか…。

文=ゴタシノブ

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zblsk / PIXTA

◆過去のアニメ「ルパン三世 PART6」レビューはこちら

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