将棋連盟公認ゲームが炎上! 過激エフェクト表現に批判「性的搾取」

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日本将棋連盟公認のオンラインゲーム『将棋ウォーズ』に不適切な演出があったとして、ネット上で批判が集まっている。

同ゲームは『HEROZ』が運営する将棋ソフトで、PCやスマホで楽しむことができる。2014年2月に日本将棋連盟公認となり、アプリの中の段級位のうち五級から六段を日本将棋連盟に公認段級位として免状申請できるサービスを開始。これにより、特に若年層からの認定状申請が急増したという。

「物議を醸しているのは、ゲーム内の『パンツを脱ぐ』というエフェクトです。もともと将棋では、穴熊で玉の隣にいる初期位置の桂を跳ねることを『パンツを脱ぐ』といいます。王の隣が空いた状況になるため、例えとして使われてきました。ところがゲーム内で同じ状況になったときに、制服姿の女の子が後ろ向きでパンツを下ろしているかのようなイラストが出現するのです」(将棋ライター)

エフェクトを巡りさまざまな声

この表現に、一部のネット民は

《これは完全アウトです。これをスルーしたり「問題ない」とするようなら、いよいよ腐ってる》
《こんな将棋に関係ないイラスト採用してたとは知らなかった。用語は関係してても、これ背景無しだったらだれも将棋を連想しないでしょ》
《そういう名称があるのはいいとして、絵にしたらそりゃキモがられるわ》
《思ったより性的搾取だった。女流棋士が声を当ててるってことは、連盟も承諾済みってことだろうね…》
《このアプリって普通にこういう絵がある感じなの? ない中でいきなりこれ出てきたらビビるかも》

など、過剰反応をしている。しかし一方で、

《こういうのは反応するだけ時間の無駄 元々ある表現なんだから仕方ない》
《性的搾取ってなんだよ、この件で誰が誰に搾取されてるの?》
《何をそんなに目くじら立ててるんだろう。どうして制服姿の女の子の絵にして女流棋士に声あてさせたんですか?ってツッコミはテキトーではなく妥当だと思うよ》
《これがダメだったら、将棋ラノベもダメじゃん。自分たちでエンタメの可能性を狭めていることに気づかないのかな?》

などの意見も上がっている。

一連の音声には、山口恵梨子女流や香川愛生女流、室谷由紀女流、塚田恵梨花女流などが参加しており、中にはアニメ声や、声を震わせ涙声でしゃべっているものもある。

あくまでもゲームのエフェクトのひとつとして採用されたのだろう。しかし、性的搾取に厳しいネット民からすれば、受け付けない表現だったようだ。

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