古館伊知郎氏は、自身の公式YouTubeチャンネル『古館伊知郎チャンネル』を4月17日に更新。小池百合子東京都知事の都知事選を前に再熱している学歴詐称疑惑について解説した。
4年前にも話題になった“小池百合子都知事学歴詐称疑惑”が、今年7月に行われる都知事選挙を前に、再びメディアで取り上げられている。“暴露本発売”、“元側近のやらせ告白”、“声明文を書いたというジャーナリストの出現”など、次々と新たなキーワードが飛び交う中、果たして真実はどうなのか、一旦鎮静化した疑惑の火種は、再び燃え始めた。
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古館氏は今回の駐日エジプト大使館のフェイスブックに掲載されたカイロ大学の声明文について「（カイロ大学が出した）そうゆう声明文であればアラビア語じゃないか？」との疑問を呈す。英語と日本語で書かれた文章は掲載されているのに、アラビア語で書かれた文章がないことに引っかかったとのことだ。
また、カイロ大学のホームページに載ったわけでもなく、駐日エジプト大使館のFacebookだけに載ったことに対し、「これはどういうことだろうという見立ても出てくる」と語る。「これは推測ですけれども、小池さん側がエジプト大使館に依頼して、エジプトにルートがあるから載せてもらったんじゃないの？のようなうわさも出る、ということなんですよ」と付け加えた。
さらに、この3回目の疑惑報道が出てきたことに関し、「テレビの報道が少ないですね」と、釈然としない心のうちを語る。「果たして卒業してるのかしていないのか、全然やる気配がテレビ関してはしない」と不満を爆発させていた。
番組の中で古館氏は“小池都知事学歴詐称疑惑”について、自民党からの火種が抑えられていることに関しては、二階氏との関係性を、声明文偽造疑惑に関してはエジプト某大物政治家との関係性を、それぞれ疑っている。
さらに古館氏は、番組の最後でこの学歴詐称疑惑に関する一番の“悪”を「いい大学出てるから優秀なんでしょうという、おバカの思考停止」と、言い放った。「首席卒業？凄いねえ、認めちゃおうかなこの人」という思考停止っぷりが諸悪の根源であり、「小池都知事が首席卒業をアピールし続ける動機を作ったはずなんですね」と力説。
「このまんま、マスコミも騒がずに、すーっと忘れてくんでしょうね」と怪談噺の締めのように番組は終了した。
この動画には「学歴詐称は大問題ですが、それより大切なのは（やたら）多くの公約を実現してない事です。メディアはこちらもちゃんと報道すべき！」「なるほど〜ジャニーズの喜多川事件と同じメディアの沈黙ですねー闇が深いですねー!」などの声が寄せられていた。