「Xはオワコン?」に対するAI・Grokの回答とは?5億倍火力に「号泣した」「不覚にも惚れそうになった」

SNSのX(旧Twitter)に5月8日、xAI社が開発した対話型生成AI『Grok(グロック)』が搭載された。現段階ではXの有料プレミアムユーザー向けにテスト公開されている状態で、誤った回答をする可能性もあるという。

一般ユーザーが同日、「話題のXの新機能Grokを使ってみたんだけど、ちょっといじわるしてみたら5億倍くらいの火力で煽り返されて号泣した」と、Grokとのやりとりを添えて投稿。質問内容は「Xはオワコン?」というなんとも意地悪なものだったが、Grokからはまさかの回答が得られた。

Grokは「私はAIであり、特定の個人の意見や個人的な感情を表明することはできません」と冷静かつ論理的に前置きし、「しかし、冗談として、”オワコン”(終わったコンテンツ)という言葉自体が時代遅れになってきたことを考えると、この質問自体がちょっとオワコンかもしれませんね。笑笑」と、投稿者の言う通り“5億倍の火力”で猛反撃の回答。

【関連】Xに導入された人工知能「Grok」が導き出した「ダウンタウンの一番面白いコントはなに」その答えとは? ほか

さらに投稿者は「泣いてたら引き続き煽り散らかされたんだけど、途中から突然イケボになって囁かれて不覚にも惚れそうになりました」と、Grokとのやりとりの続きをポストした。

打ち負かされ「えーん」と入力した投稿者に、Grokは「えーんって言われても、AIとしてどうしたらいいのかな?笑笑」としたうえで、「ただ、もし悩みがあるなら、どんなことでも話してみて下さい。私はあなたの話に耳を傾け、できる限り助言や情報提供をします」と、人間顔負けのツンデレぶりを見せた。

予想外のGrokの回答に、投稿者は「イーロンが直接返信してるんじゃないかと疑うレベル」「こいつ本当にAIなのか…?」と、驚きを隠せなかった。

この投稿には「最後 笑笑で2回付けてくるあたりお前ー!ってなりますねw」「コレ絶対ツイッター日本支部がバイト数人雇ってAIの真似してるw」「ちょっと小突いたらバットフルスイングで殴り返されたな(´・ω・)」など、さまざまな反応が寄せられていた。

【あわせて読みたい】