King Gnuは海外で通用しない? 藤井風やYOASOBIにボロ負け

(C)Ned Snowman / Shutterstock

若者を中心に人気を博している4人組バンド『King Gnu』。日本国内においては絶大な支持を得ているが、やはり海外となると話は全く違ってくるようだ。

音楽配信サービス『Spotify』は、2022年に海外で最も再生された日本の音楽やアーティストをランキング形式で発表した。

海外で最も再生された国内アーティストの楽曲ランキングでは、人気ソロシンガー・藤井風の『死ぬのがいいわ』が第1位に。続く2位には音楽ユニット『YOASOBI』の大ヒットソング『夜に駆ける』がランクインしている。

また海外で最も再生された国内アーティストのランキングでは、先のランキングで2位だったYOASOBIがトップを獲得。2位にはアニメ『呪術廻戦』のオープニングがヒットしたEveが入り、3位にはジブリ映画の楽曲でお馴染みの作曲家・久石譲が選ばれていた。

『King Gnu』は世界に通用しないアーティスト?

ただKing Gnuは、どちらのランキングにもトップ3に選ばれていない。それどころかトップ10にもランクインしていないため、国内でだけ人気なことがうかがえる。実際にネット上でも、

《名前が悪いよ。牛王だろ?》
《むしろゴリゴリのJ-POPのほうが人気なのか?》
《そもそも海外受けするような音楽つくってないやん》
《King Gnuは評価されてると思ってたけど。所詮は井の中の蛙か》
《海外狙ってないんだろうね。洋楽とジャズの手癖をお手軽にJ-POPに盛り込んで儲けようって感じだし…》

などの議論が交わされていた。

「King Gnuといえば、海外バンドのパクリ疑惑がたびたび浮上しています。例えば『一途』は、イギリスのロックバンド『Arctic Monkeys』が2007年にリリースした『Brianstorm』に似ているともっぱら。

また常田大希が率いる音楽プロジェクト『millennium parade』の楽曲『U』は、イギリスのダンスユニット『Basement Jaxx』の『Yodel Song』に類似していると言われてきました。

どこかで聞き覚えのある音楽ばかりでは、海外ウケしないのも当然。同じ『呪術廻戦』の楽曲であるEveの『廻廻奇譚』は聴かれて、King Gnuの『一途』が聴かれていない理由はそこにあるのかもしれません」(音楽ライター)

そもそも彼らは、海外ウケを視野に入れているのだろうか。実家がお金持ちの常田にとって、世界的な知名度は必要ないのかもしれない。

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