映画『ONE PIECE』200億円達成なるか…2週間で10億円は厳しい?

(C)Morumotto / Shutterstock

昨年8月6日に公開されて以来、あの手この手の特典商法で興行収入を伸ばしてきたアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』。

ついに1月29日で終映を迎えることになり、興行収入200億円を突破できるか注目が集まっているようだ。

公開から157日が経過した1月10日、映画の公式ツイッターは興行収入190億円を突破したと発表した。

原作者の尾田栄一郎はヒットを祝して、ゾロとサンジが対峙する大ヒット記念手配書を寄せ、続けて1月29日で終映になることを告知しつつ《最後までお楽しみください!》と呼びかけている。

これまでに特典商法で興行収入を着実に伸ばしてきた同作だが、いまだに200億円には一歩届かない。

そのため、終映前の駆け込み鑑賞を狙ってか、1月1日より歌姫・ウタの振袖姿が描かれている「UTA HAPPY お年賀 2023」の配布がスタート。

上映が始まった8月から数えると、トータル10種類以上もの特典を配布していることになる。

興行収入200億円突破はウタ頼み?

「ONE PIECE FILM RED」の度重なる特典商法には、かねてより疑問の声が上がっていたものの、年を跨いでもなお特典に頼っている現状に、ファンからは呆れ声が殺到しており、

《通算で何弾目だよ? ここ最近のワンピのやり方に引いて静観してたけど、ここまでやるのは異常だって…》
《原作のワノ国完結やAdoの乱用、シャンクスの出演などなど…。ここまでやっておきながら200億円超えることができない、これが「FILM RED」なんですよ!》
《私のわがままだけど、好きなキャラが汚い大人のために利用されていると思うとマジで無理。ウタのゴリ押しもいい加減にしろって》
《意地でも200億いかせたい気持ちが見え見え。こういうのはあまり好きじゃない》
《年明けてもウタに興収引っ張ってもらってるのね》

とお気持ちをあらわにする人が続出していた。

「200億円が目前に迫っているとはいえ、170億を突破してから180億に到達するまでには約3週間、180億から190億に達するまでに、およそ2カ月の期間を要しています。

現在の伸び方では終映の1月29日までにプラス10億円の売り上げは厳しいかもしれません。現在配布されているウタのお年賀や、終映前の駆け込み鑑賞に望みをかけるしかないでしょう」(映画ライター)

ここまで来たら200億円を達成してほしいところだが、果たして…。

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