家康視点が多すぎる?『どうする家康』にまたまた変なイチャモンが…

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

大河ドラマファンも見放すほど酷評されている『どうする家康』(NHK)に、また新たなツッコミ所が見つかった。今回のポイントは、役柄の視点だ。

同作はタイトル通り、江戸幕府の初代征夷大将軍にして徳川家の宗主・徳川家康が主人公。しかし、いくら家康が主人公だからとはいえ、あまりにも家康しか描かれていないようだ。

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「通常、ドラマというものは主人公視点だけでなく、他のキャラから見た人物像も描かれるでしょう。主人公にとっては嫌な上司だが、他のキャラ視点ではいいおじさんというキャラも出るものです。しかし、同ドラマの破綻した脚本は、家康の視点でしか描けていないのです」(メディアマネージャー)

具体的には、以下のような人物描写が目立つ。

家康ドラマで“家康視点”は当然とも

「織田信長は、同盟を組んでいるが、怖い武将という位置づけ。武田信玄は得体の知れない不気味な知将で、豊臣秀吉はゲスなキモオヤジという描かれ方です。明智光秀は、本能寺の変で裏切るが如く、意地悪で底意地の悪いオッサンという感じ。しかし、こうした人格はみな〝家康目線〟にすぎず、キャラの深みや別の一面といった描かれ方が全くありません。キャラが立ってるようでいて全く立っていない」(同・マネージャー)

だが、こうした厳しい意見には反論も…。

「家康が主人公のドラマなんだから、その視点で描いて何が悪いんですかね…。別に群像劇じゃないわけだし、主人公視点だけにしぼる作品なんてごまんとあります。ここに文句つけてる奴って、何かしらいちゃもんつけたいだけでしょ。多分、いろんな視点からストーリーを入れたら『散らばってる』とか『家康が主人公なのに家康視点が少ない』とか言い出しますよ」(週刊誌記者)

一体いつまで「家康」フィーバーは続くのか…。

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