田端信太郎氏、鹿島アントラーズからの撤退をメルカリに提案。「貴殿にアントラーズ愛が残っているのであれば…」と辛らつ

起業家の田端信太郎氏は5月15日、Xを更新。サッカーJ1リーグ『鹿島アントラーズ』の経営権を持つ『メルカリ』に、クラブを手放すよう訴えた。

個人投資家、個人アクティビストとしても活動する田端氏は、4月24日時点で3万株を保有するメルカリの個人株主として、同社に対する提案資料をネットで無料公開。同社の米事業からの撤退を提案しているほか、Xでも積極的に発信し、メルカリの経営に物申している。

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一方鹿島は、メルカリが経営権を取得した2019年以降は無冠だ。5月12日には東京ヴェルディ戦で、3−0とリードした状態から3点を返され3−3の引き分けに持ち込まれた。メルカリ会長で、クラブを運営する鹿島アントラーズ・エフ・シーの代表取締役社長・小泉文明氏はXで「3-0から追いつかれるという酷い試合でした。本当にすみませんでした」と謝罪している。

田端氏は5月7日に「メルカリがアントラーズやって、何か良いことありました? ガバナンスどうなってんの?」とメルカリを批判。

13日には、東京V戦の引き分けを受けてサポーターに対し「ガンガン、ツイートしましょう!」と小泉社長に意見を送るよう呼びかけた。

15日の投稿ではさらに踏み込み、「鹿島は今のままで良い、いやむしろもっと弱くして欲しい」と、浦和レッズサポーターからの嫌味めいた投稿を引用したうえで、小泉氏に「貴殿にアントラーズ愛が残っているのであれば、自分とメルカリがチーム強化のガンと認めて身を引き、撤退するのが1番の愛では?」と訴えかけた。

参考:田端信太郎X小林文明X
画像出典:田端信太郎Facebook

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