
櫻井孝宏は女性向け作品から永久追放!?『薬屋のひとりごと』でもメインキャラ降板 (C)PIXTA
文春砲によって業界人と長年不倫を行っていたことが判明し、ファンからの信頼が地に落ちた声優・櫻井孝宏。今年に入り、さまざまな役柄を降板させられているが、10月から始まるTVアニメ『薬屋のひとりごと』でも“実質降板”の扱いを受けてしまったようだ。
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大人気ライトノベルのキャストに異変
7月7日、TVアニメ「薬屋のひとりごと」の放送開始が今年10月になることが判明。さらに新たなキービジュアルが公開されたほか、メインキャラクターである麗しの貴人・壬氏役の声優も発表された。
壬氏を演じるのは、『【推しの子】』星野アクア役で注目を集める大塚剛央だ。
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10月より日本テレビ系にて全国放送&
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— 『薬屋のひとりごと』アニメ公式 (@kusuriya_PR) July 7, 2023
「そんなキャスト発表を受け、ファンたちは驚きを隠せないようです。というのも、『薬屋のひとりごと』は2020年発売の9巻から、これまでに3冊ほどドラマCDが付属した限定版が発売されており、その全てで櫻井が壬氏役を演じていました。
業界の慣習として、アニメ化の際にはドラマCDのキャストが続投することが多いもの。実際に猫猫役の悠木はキャスト変更されていません。櫻井も本来は続投するはずだったと思いますが、昨年10月からの不倫騒動で実質降板となったのではないでしょうか」(アニメ誌ライター)
ドラマCDで演じていた役を降板するパターンとしては、今年5月にキャスティングが発表されたアニメ『新しい上司はど天然』と同じ経緯だ。同作はほとんどの声優陣がドラマCDからの続投だが、不倫声優である櫻井と鈴木達央だけがキャスト変更された。
ほかにも櫻井は、新たな仕事を次々と降板させられている状況。たとえば現在放送中のアニメ『AYAKA-あやか-』(TOKYO MXほか)では、櫻井がメインキャラ・鞍馬春秋役を担当する予定だったが、放送の約半年前に突如キャスト変更が発表された。その理由は「諸般の事情」とのことだが、十中八九不倫騒動が原因だと言われている。
“女性向け”から徹底排除される可能性
「櫻井が降板となった作品に共通するのは、女性ファンを主なターゲットとしていることでしょう。『新しい上司はど天然』はもちろん、『薬屋のひとりごと』も女性受けがいい作品。不倫報道で怒り心頭となっている女性が多いなか、続投させるのはあまりに大きなリスクです」(アニメライター)
櫻井といえば、代表作である『モノノ怪』シリーズの主人公・薬売り役も降板となり、現在制作中の『劇場版モノノ怪』ではキャスト変更されることが明らかとなっている。
制作サイドの声明として、その決断の理由については「『劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります」と発表されていた。
「他方でキャスト変更されていない作品もあり、現在放送中の『呪術廻戦』2期では櫻井が夏油傑役を続投しています。また『鬼滅の刃』の冨岡義勇役についても、続編となる『鬼滅の刃 柱稽古編』の告知ティザーを見るかぎり、続投で間違いありません。
代表的な役柄の1つであるクラウド役に関しても、今年6月に公開された『ファイナルファンタジーVII リバース』の新映像で櫻井の声が確認されているため、続投の可能性が濃厚でしょう。
大ヒット作の場合、キャスティングにはスポンサーの意向なども絡んでくるもの。女性ファンが離れることを考慮しても、続投させた方がまだ損失が少ないと判断されているようですね」(同)
逆にいえば新作の女性向け作品で、櫻井が抜擢される可能性はきわめて低いだろう。今ある役を大切にして、声優業界を生き抜いてほしい。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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