
杉田智和が『にじさんじ』新人ライバーにお気持ち?「自分の素敵な声を大切にしよう」 (C)PIXTA
『銀魂』の坂田銀時役などで知られる人気声優・杉田智和が、SNSにて『にじさんじ』の新人ライバー・佐伯イッテツに言及。その言葉の真意をめぐって、声優ファンとVTuberファンの間で激しい激論が勃発している。
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「杉田にそっくりな声」のVTuber
きっかけとなったのは、杉田による《誰かと比較したり無理に寄せることなく、自分の素敵な声を大切にしよう。周りも理解があるといいですね》という7月20日の投稿。これは『にじさんじ』所属の男性VTuber・佐伯イッテツのツイートを引用RTしたものだった。
誰かと比較したり無理に寄せることなく、自分の素敵な声を大切にしよう。周りも理解があるといいですね。 https://t.co/FxpiIw2IJW
— 杉田智和/アジルス (@sugitaLOV) July 20, 2023
「佐伯は今年3月にデビューしたばかりの新人ですが、以前から杉田に声が似ていると言われていました。その評判が杉田のもとにも届いたんでしょうね」(アニメライター)
佐伯は7月22日の配信で、この出来事について間接的に言及。ファンとの間の“お約束”を概要欄で示した上で、「楽しくこれからも配信を続けられるようにね、ちょっと僕も改善していくんで」と語った。
その概要欄に記された内容は、《佐伯と他の人を比べるような発言は控えてくれよな! もちろんSNSで発言するのもよくないぞ!》といったものだった。
モノマネからの卒業を応援?
しかし杉田のツイートは真意がぼかされていたため、SNS上ではその解釈をめぐって激しい議論が巻き起こることに。佐伯本人を批判するものなのか、あくまで佐伯のファンを牽制するものなのか、意見が真っ二つに割れている。
「もともと杉田は『にじさんじ』の勇気ちひろとつながりがあり、VTuberとの距離は遠くないポジション。事を荒立てるつもりはなかったはずです。
そもそも杉田自身がよく大物声優のモノマネをすることは周知の事実でしょう。やはり佐伯に苦言を呈するというよりは、“杉田の声真似を求めるファンに流されるな”とアドバイスしたかったのではないでしょうか」(同)
この件にかぎらず、声優のそっくりさんとして活躍する配信者は多い。『2BRO.』の弟者は大塚明夫に酷似していることで有名で、ソリッド・スネークの声真似を得意としていた。そして本人とのコラボも果たし、“実質公認”のような立ち位置となっている。
「ただ、佐伯の場合にはこうして一度騒動になりかけた以上、“杉田のそっくりさん”として売っていくのは難しいでしょうね。
『にじさんじ』ではベルモンド・バンデラスがデビュー当初、大塚明夫にそっくりだと話題を呼んでいました。しかしデビューから約5年が経った現在は“大塚明夫風”ではなく、独自の個性がある配信者として活動しています。佐伯も同様に、オリジナリティを出していく方針をとるのが賢明でしょう」(同)
佐伯はまだデビュー直後の逸材。これからどんな方向性を目指すのか注目だ。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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